小さい記事が大きなニュース/インドネシアの時事ネタをひも解く

ども、ジャカルタでプチ起業中のemoです。
今回はインドネシアの気になるニュースをPickしてみます。
今回僕が気になった記事はこちら
”日本借款で建ったコトパンジャン・ダム水不足で稼働停止”

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これをみて思ったのは、「水不足くらいどこでも起きるから日本のせいではないやん」
むしろ地球の異常気象の話なんじゃん?と思いました。
しかしさらっとこのダムについて調べてみるとかなり曰く付きのダムであることが分かり
面白いのでシェアします。

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スモールビジネスに学ぶ/インドネシアビジネスを違う視点から

small business asia

ども、ジャカルタでプチ起業中のemoです。
ジャカルタでは規模の大きなものから本当に小さなビジネスまで幅広く発見できるのが
面白いところでして、今回は ローカルビジネスを紹介します。
目次
1.だれでも、どこでも商売するインドネシア人
2.どローカルならではのビジネス紹介
3.ローカルスモールビジネス紹介
4.まとめ

1.だれでも、どこでも商売するインドネシア人

インドネシアというよりも、新興国だと様々な人が自分で商売をしており
逞しさを感じる一方、誰でもできるもんだなと思う訳です。
日本では”自分でビジネスをする”というと非常に敷居が高いように感じますが、
ここインドネシアではみんな勝手にビジネスを始めてます。
というのは、「食べていくため」です。
正直まだまだ十分な教育を受けていない人は多く、大学を出ていなかったら
社員になるのは難しいどころか、良い給料をもらうのは絶望的です。
そうなると選択肢は二つ。
①諦めて安い賃金で働くか ②自分でビジネスするか
なんです。
ビジネスの種類にもよりますが、スモールビジネスをしている方々はいい職を手に入れられないなら
自分で稼ぐしかないという考えの人が多いです。
僕の店の近くの店の繁盛店は毎日2万円くらい売り上げてますので上出来だと思われます。
普通にそこまでのビジネスを作り上げたのはすごいと感心してます。
だって、普通だと日本でいうバイトの彼らの給料は2万円も行かないんですよ。
それなのに1日2万円の売り上げですよ!?
めっちゃすごいですよ。彼らは成功者だといっていいと思いますね。
ちなみにビジネスというと大人が行っていると思いがちですが、
プレイヤーは子供も含まれます、子供も立派にビジネスしています。
5,6歳と思われる子供も道端で元気に声を出して働いているんです。
最初は偉いなどと思ってましたが、これもやはり生きる為なので
偉いというより必須だったわけです。
日本人は働き始めるのは早くても16歳だと思いますが、ここインドネシアでは
5,6歳からというのも普通の話です。
そんな若いプレイヤーばかりとはいえ、しっかりしたものからしょぼいものまであるので
それを次章で紹介したいと思います。
2.どローカルならではのビジネス紹介

①カキリマ
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ド定番のビジネスで、恐らくみんな迷ったらこれをやるんじゃないだろうかというビジネス。
日本でいうと移動式屋台ですね、ここで揚げ物や焼き物、蒸し物、果物を売るわけですが、
このビジネスのいいところは
1.固定費がない。
2.場所を選べる

です。 ちなみに場所取りで売り上げが全く違うんですよ、このビジネス。
縄張りがあるのか、センスがないのか定かではないんですが、全く人が集まらないようなところに
陣取っている人もいれば、バス停など人が来るところに待機している人もいるんですよ。
高層ビルの脇にもこういった移動式屋台があり、そこには近くのビルで働く人たちが集まるんです。
職場は近代的になってもご飯どころはまだまだ昔と変わわらい場所が多く残っているのが
客観的には面白い。ちなみに単価は大体20円ー100円くらいが多いようです。
ちなみにこのカキリマはどこにいってもあるんですよ。
そこで思ったのは、一番儲けているのはこの屋台を作ってるところだなと。
売ったらそこでもうそこで責任は果たしているので手離れもよいですし、
やりたい人はいくらでもいるので注文はひっきりなしです。
1台1万円くらいはしますので、100人で100万円、100,000人で1億円です。
感覚的に100,000人くらいはジャカルタだけでもいると思うので良い商売かなと。
②ワルン

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簡易レストランというのが一番正しいかなと。道端にあるテントみたいなところもあれば
海の家みたいな立派な所もあり、意味は幅広いようです。
要はカキリマが食べ歩き用なのに対してこっちはゆっくり食べれるというわけです。
こちらのビジネスのメリットは
1.固定費が安い
2.単価がカキリマよりは高い

です。 場所によりますが僕が聞いた話だと場所代は1日百円程度です。
但しそれが警察向けのアレなのかマフィア向けのアレなのかはわかりませんが、
場所代はそこまで高くないようです。単価は100円ー150円くらいか多いようです。
稼ぐ店は月に10万円くらい利益が出ているとのことで、新卒給料が3万円くらいなことを
考えるとすごさが分かります。
③車補助サービス

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ジャカルタは交差点が少ないので目的地に行くまでにUターンをすることが多いです。
その時に他の車を止めてUターンを助けてくれる人たちがいます。
彼らは正直半分ボランティアのような存在で、それをやることで必ず対価をもらえるわけでは
ありません。しかし、インドネシアの慣習なのかUターンするときに結構な人がチップを渡します。
相場は5円くらいです。これ5円だけと思うなかれ、一日やってると何百、下手すると千台くらいの
車はやってきます。それで5円x1,000で5,000円/ 日。コストはありません、人件費が厳密には
ありますが、あってないようなものです。彼らは結局そのお金を山分けしますが、
コストがほぼがない以上まるまる5000円が利益となるわけです。
一か所でこの利益ですから、100か所で500,000円、1,000か所で5,000,000円と
かなり凄い金額になります。ちりも積もればなんとやらです。
Jojoで小銭を集めるスタンドがいましたが、それのある意味リアル版ですね。(みんな知らないかな・・・)
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3.モール内などのスモールビジネスを一部紹介

①Jagung Manis

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ただトウモロコシを甘く煮てカップにいれるだけのお粗末な料理なんですが
なぜかめちゃくちゃ流行ってます。勉強しないとなーといつも思ってます。
鍋ひとつあればできるビジネスなのでめちゃくちゃ楽です。
②Mochi Mochi

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大福の様なものがメインの商品で、中身はあんこだったりチョコだったりクリームだったり。食べてみましたが、
「まず!!w」

大福感覚で食べた自分がいけなかったんですが、とても日本人の口に合うものではありません。
でもヒットしてて多くのローカル向けモールに入ってるんですよね。
これもただ大福を並べるだけなので、めちゃくちゃらくです。
③Amanda Brownie

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人気の持ち帰り用ブラウニーで、多くのモールに入ってます。
このビジネスのよいところは単価が高くてもそこそこ売れているところ。
1箱400円くらいですから、この手のビジネスの中では高い価格帯ですし、
利益率も良さそうです。
4.まとめ

インドネシアに住んでいると、多くの人が大小関わらずビジネスをしており、
会社勤めでも副業するのが当たり前の文化があります。
そういった姿勢を見ていると”生きる姿勢”を強く感じます。
日本人も戦後などはそうだったのかなと思いますし、経済が成熟すると考え方は
変わるのでどちらが正しいという話ではないですが、こういった新興国に来ると
忘れていた何か を見つけられるような、そんな気がします。
若い世代からしたら、”新しい発見”がみられるかもしれません。
何をしたいか悩んでいる、もしくはビジネスをしたいがネタが無いなどで
悩んでいる方は多いと思います。そんな時、新興国に来てみればそのヒントが見つかる
かもしれません。実際に店を見てみると分かるのですが

「こんなんでいいのかよ?」(笑)

というレベルのサービスだったりしますw
それを目指せという訳ではありませんが、ビジネスとはまず始めることだと思いますので
色々考えている期間が長い方はこの新興国で逞しく生きる方たちの姿を見て
行動力を感じてみたらよいのではないのでしょうか。
emodrum

旅を楽しむ方法はリスクを知ること!/海外旅行の心構えを知る

asia beach ビーチ

ちは、ジャカルタでプチ起業中のemoです。

前回までは海外就職について詳しく紹介してきましたが、今回の大きなテーマは  です。

インドネシアに来られる旅人、Nomadの方などが知っておくべきリスクを介してます。

興味ある方はご覧ください。

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海外就職に興味がでる体験談 /就職、まとめ編

どうも海外でプチ起業中のEmoです。
前回は海外就職の方法を具体的に紹介しました。
ここからは海外で就職してからの話をしていきたいと思いますので、
海外就職や海外生活に興味のある方はご覧ください。
目次
まえおき
1.海外就職のきっかけ
2.フィリピン留学で体感した東南アジアの熱
3.フィリピンでの出会い
4.東南アジアをパックパックしてみたら・・・
5.海外で就活ってどうやるの??
6.就職
7.まとめ

6. 就職

さて僕の場合縁があって4社から内定をいただくことができまして、その中から
自分が一番興味のあった企業を選ばせてもらいました。
断るせてもらった企業には大変申し訳ないんですが、こればっかりは自分の人生が掛かっていますしごめんなさいとしかいいようがないです。
さて、いざ海外就職に向けて準備が必要になるのですが、ちょっと実務的な話ををします。
・日本でするべき3つのこと
※駐在員として海外へ行く場合はここは飛ばしていただいてる結構です。
現地採用として行く人のみ見てください。
①役所関係

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まず年金を払い続けるかどうか判断する必要があります。海外に出ると年金を払う義務がなくなるので、もし払わなくてもちゃんと申請しておけば空白時期になるだけで後から追納してもちゃんと満額もらえます。僕の場合は払ってないです。ここはここの判断に任せます。
健康保険も停止する必要があります。払い続けてもいいですが、結構高いですよ。ちなみに日本に帰国した時に一時的に健康保険を復活させるという裏ざわもありますが、手続きが面倒くさくない人はやって見てください。コストの高い手術をするなど事情があればやる価値ありです。
郵便物は実家などに届くようにしておきましょう。
最後に転出届けを出して後は海外へ飛び出すだけです!
②身辺整理

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暫く日本に帰ってこない可能性もありますので、大切な人にはちゃんと海外へ行く旨直接伝えておきましょう。特に、年齢にもよるんですが、20、30代の方だと結婚式に呼ばれることも少なくありません。そんな時に海外にいることを知らせておけばそれを考慮してくれますので。
また、事前に行き先を伝えておくと後々思わぬところで繋がったりします。
例えば、友人が海外旅行の行き先で迷った時に、『あ、そういえばあそこにあいつがいるからいってみるか』というふうになることもありますし、
『今度そっちでビジネスをしたいと思ってるんですが、現地のお話を聞かせてください』のように知り合いの紹介で面白い人に出会えたりもします。
なのでここは遠慮せずに常に周りには自分がどこの国で何をしているのか
公言しておいた方が後々面白いことになる可能性が高くなります。
もっというとそのうちヘッドハンティングされる可能性もあります。
海外へ行く前もそうですが、1、2年経ったら必ず自分の状況を更新するようにしましょう。
③事前調査

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今まで海外就職することに注力してきて実は現地での暮らしについて盲点になっていることが多いなんてことが結構あります。
なので行く前には現地の方々のブログなどを確認してる皆何で困っているのかなど知っておくと後で痛い目に会う確率が下がります。
女性であれば化粧品がないとか、肌着がないとかよく聞きます。
国にもよりますが海外は日本と違ってなんでもあるわけではないのでそこを
意識してくださいね。
まあ、逆にそれで日本の便利さをはじめてのわかったりするんですけどね。
コンビニってすげーな! とかね(笑)
(4) クレジットカードを持っていない方がいたら、仕事を辞める前に作っておきましょう。日本のクレジットカードは年会費無料でも海外旅行保険が付帯されていたり
しますし、世界中どこでも使えるのでいざという時便利ですので。
・現地でまず何をするか

①住まい探し

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会社によっては住まいを用意してくれているところもあると思いますが、自分で探せと言われることも少なくありません。予算など制約はあるでしょうが、僕がもっとも重視した方が良いと思う点は職場からの距離です。 職場には近い方がよいってことです。
通勤派毎日のことなのでそこでストレスを溜めるのはもったいないです。
よく通勤中に本を読むのが好きだから遠くてもいいという人がいるんですが、
一理ありますが自由時間が多い方が時間を有効に使えますので通勤時間は短い方がよいと言えます。
更に言うと海外だと日本でいう丸の内や銀座のような一等地に住むことも可能です。
家賃は会社負担なところもありますし、そうでなくても日本で東京の1ルームマンションに住むくらいの予算でプール付きの家に住めたりします。(国によって異なりますが)
事実なので言いますが、僕もプール、テニスコート、フィットネスジム、コンビニがついたところに住んでます。最初は興奮しましたが、海外だとこれが結構普通だったりするので次第に慣れてきました。
そして一等地近くなのですぐにモールやスーパーに行くこともできます。
これなら会社近くに住む理由がわかりますよね・・・?
②街を知る

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最初の3ヶ月はまず自分の足で出歩くのをお勧めします。
街を俯瞰するというのが狙いです。交通網はどうなっているのか、それぞれのエリアの雰囲気はどうなのか、移動時間はどれくらいかかるのかなど意識しながら移動すると自分のためになりますし、何より現地の人との会話についていけます。
自分の好きな場所をまず見つけて、それを同時期に来た人がいたら教えてあげるくらいのつもりでいると良いですね。
レストランやカフェのことでもいいですし、服飾関連でもなんでもいいんです。
要は、常にアンテナを立てておけということです。

あなたがどんな職種に着くかはわかりませんが、特に営業職など会話することが多い人にとっては情報は大事なコミュニケーションツールですのであらゆる情報をInputする癖をつけるのをお勧めします。
一方でローカルの人が使うような交通手段を使ったり、屋台などでご飯を食べるというのも少なくとも一度はおすすめします。
現地の人がどういう暮らしをしているかわかって話をするのと知らないのでは従業員と話した時の盛り上がりが違いますから。
あなたがどういうポジションで現地での働くかわかりませんが、日系企業で働くのであればおそらくローカルの方々をまとめるような立場であることが多いと思いますのでその際にも大いに役立つと思います。
職権を活用してマネージメントすることはもちろんできますが、人の心を掴むには
彼らの文化や行動パターンなどを具体的に知っておく必要があります。
例えば、彼らが約束の時間に遅れて来たとします。そこで遅れるのは理由によっては
しょがないとして、事前連絡はするように!と言ってみたら、
「すみません、お金がなくて携帯代が払えてません」ということがざらにあったりします。
そこで会社として全員に会社の携帯を持たせようという動きになったりしますし、
知っておくことでこちらのストレスにならなくなります(多少はありますがw)
なので、街を知るということはローカルの方々の事情を知るということに繋がり、
それは異国で働く上で必須なのだと言えます。

③コミュニティ

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東南アジアでいえばまず間違いなく日本人コミュニティが充実しています。
それは出身地、大学、趣味など多岐に渡ります。
なので恐らくあなたに合ったコミュニティが見つかるはずです。
但しコミュニティに所属したいという想いがある前提です、「なんか日本人コミュニティには
所属したくない」という方も少なからずいますので勿論強要はしません。
しかし手っ取り早くその国の事情を知る、人脈を広げるのであればコミュニティに所属する
のが手っ取り早いです。
しかし情報を取るのだけが目的だと自分も苦痛ですし、話もあまり盛り上がらなくて
お互いによろしくないので、所属するなら自分が興味があるものをなるべく選びましょう。
・仕事はどうするか?

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まず最初に知っておいて欲しいことは、現地では研修はないものだと思ってください。
というのは現地では少人数で業務を回していますので、
新人に一から教える暇などないわけです。なので場合によっては現地のスタッフから
教えてもらうこともあるかもしれません。こういった現地での事情を把握してから
現地に行くのと、いきなり行くのでは月とスッポンです。
自分でできる範囲で事前学習はしておきましょう。勿論知識だけでは役には立たず
実際の業務で得られる知識の方が有益ですが、引き出しが多い方が後で知識と知識が
繋がり理解が早いのは明らかです。是非実践して下さい。
1.言葉

国によってビジネスで使用されるメインの言葉は違いますが、英語は勿論必須です。
ですがローカルの言葉が出来た方がビジネスがスムーズになることは現地で働く人は
否定しないと思います。東南アジアにある日系企業では日本語が堪能なスタッフがいることが
多く、現地の日本人はあまり困らないこともあるのですが、伝達が遅れるので
仕事のスピード感は出ませんし、間違った伝言ゲームになる可能性が高く仕事の質も
高まりにくいです。
また、お客さんが現地の方ということも多く、相手が英語が堪能とは限らず
そこで現地の言葉で説明できたら話は進みやすいということもあります。
実際ビジネスで使用できるレベルで現地語ができる日本人はかなり少ないのが
当たり前になっており、結果そんな日本人同士の仕事になっており、広がりが出にくく
なっているのが現状です。 グローバル企業といわれているような企業でも
結局現地で付き合ってるのは日本でも付き合いのあるような日系企業であることが
多く、真のグローバル化とは何か? と考えさせられます。
そこであなたが現地の言葉ができたらどうでしょうか?
他の方との差別化になりますよね?

社内のコミュニケーションも任されますし、社外の仕事も任されます。
そして、ローカル会社の開拓という可能性も広がります。
そういったことを意識して言葉を学習すると身に付き方は全く変わります。
目的がある学習となんとなく学習しているのでは雲泥の差ですから。
僕は現地の言葉はなんとかビジネスで使えるレベルになりました、勿論
おかしなことを言ってることもあると思いますが、通じてます。(多分w)
日本人は話す前から躊躇する方が多いんですが、僕たちは外国人です、
下手なのは周りの方は全員わかってます。そんな人が片言の現地語を話して
どう思うでしょうか?
自分が逆の立場だったら嬉しいですよね?一生懸命日本語を勉強している人がいたら
ゆっくり話してあげるとか、ちょっと文法がおかしくても意味をくみ取ってあげて
会話しますよね??
それと一緒でこちらがいきなり流暢に話せるなんて期待してないんです、現地の文化を
学習しようとするその姿勢がもう嬉しいんです。
なのでどんどん従業員と話しましょう。
日本人慣れしている従業員なら何を言いたいかくみ取ってくれますし、
優しく会話してくれます。
僕はひたすら従業員と簡単な会話して単語を覚えていきました。
そして6か月くらい経ったら電話でお客さんの事務所に電話してビジネス会話の
練習をしてました。
最初は、「なにいってるかこいつわかんねーw」みたいな感じで
いきなり電話を切られることが多かったです。
今思えば迷惑電話みたいなもんだったかもしれません・・・。しかし、そこでめげずに
ひたすらかけ続けるんです。言い方を変えたり、単語を変えたり、もしくは従業員に
表現が正しいか聞いてから電話したり。
当初うちの現地従業員は「いやいや僕が代わりに電話しますよ」と言ってくれたんですが、
「僕の成長の機会を奪わないでくれ、お願い(ハート)」的な感じで丁重にお断りしました。
僕の電話する姿をみて「あちゃー」みたいか感じだったと思いますが、
日に日に僕の電話スキルが上がっていくのをみて、みんな褒めてくれるんですよ。
それが僕のモチベーションにもなってました。それを繰り返して1年くらい、
現地語でアポイントが取れるようになりました。
それから面談時に現地語で営業すること更に2年、ようやく営業らしい言葉が
使えるようになってきました。
すると気づくと周りには僕より現地語が出来る日本人はごくわずかになっていました。
現地の大学出身の人やその外国語学科出身の人、
もしくは現地のパートナーがいる人くらいです。これは一種の自信にもなってます。
つまり、言葉とは現地の日本人と差別化するのに確実なツールですし、
現地でビジネスをスムースにする便利なツールであるともいえます。
2.専門知識

言葉が出来ても、仕事の知識がないとその辺の小学生と変わりません。
これは当たり前ですが日々勉強するしかないです。
しかし、効率的なのは、お客さんに教えてもらうということです。
お客さんと話していると当たり前のように出てくる単語があります、それを
覚えておいて後で調べて次に繋げるのです。これを積み重ねるとかなり知識がたまります。
お陰で僕はかなり幅広い引き出しを手に入れ、多くの企業の方と話しをするのに
困らなくなりました。
知ったかぶりするのも自由ですが、たまにはお客さんに素直に聞くことも大事です。
話の流れ的に聞かないとわからなくなりそうなときは素直に聞いた方がよいです。
7.まとめ

今まで海外就職の方法や就職後の心構えなどをお話ししましたが、いかがでしたでしょうか?
なるべく客観的にかつ事実を書いたつもりですが、ところどころ主観が混ざっているので
そこはご了承ください。
もし海外就職、もしくは海外在住、留学に興味を持っている方にとって少しでも役に
たっていればそれほど嬉しいことはないです。
特に10,20代の若者には世界に出るメリットを理解してもらい、
活躍してくれる人が出るのを期待しています。というのは、今後日本は移民が増え
高次元の職は彼らが担う可能性もあるからです。
具体的には移民が増えるとまずはブルーカラーなどの職が増え、その後ホワイトカラーでも
一般社員レベルが増えると思います。その時に管理できる日本人がいるのでしょうか?
日本語が出来ることを絶対条件にしていれば管理は少しはできるかもしれませんが、
日本の労働人口減少を考えるとそこまで時間に余裕があるとも思えませんし、
外国人の方々の文化を理解していないと本当の意味でのマネージメントはできないと思います。
そんな時海外で働いた経験のあるであろう皆さんの出番なのです。
今後の日本の為にも、あなたの未来のためにも是非海外で働くことを検討してもらい、
それを日本に持ち帰って欲しいのです。
また、それ以外に私のように起業という道に興味を持つのもいいと思います。
海外で働けばそこには日本では考えられなかったような可能性が広がっていますので、
なんでも興味が湧いたらやってみるといいと思います。
何しろ、そこに正解はないのですから。
といっても多くの大企業が倒産の危機にあったり、会社再生していること考えると
日本にいても正解がないというのが今の時代です。
どうせ正解がないなら、攻めてみたら・・?
というのが僕の考えです。参考にしてください。
emodrum

海外就職したくなったら読むべき6つの方法

前回からの続きで今回も海外就職関係の話を紹介します。

海外就職や海外移住、留学、東南アジアについて興味がある人はご覧ください。

では前回少し紹介しましたが、今回はより具体的な就活方法に触れたいと思います。

あくまで自分の体験談ですし、当時と今とで若干状況が違うこともあるかもしれませんがそこはご了承ください。

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