
前回の記事で撮影機材やカメラのモードのについて紹介しましたが、今回は撮影の仕方と効率的な撮影について紹介します。
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画質と容量のバランスを考える
カメラはFPSの設定ができますが、そもそもFPSは一秒間に何コマ写真があるかということです。
24Fps~60Fpsなど数値に差があり、番号が若いほど動きがカクカクになり、残像間のある映像になります。
逆に番号が高くなると滑らかな動画となり、凄きの早いスポーツ撮影などに向いています。
つまり、番号が高いと当然1秒間辺りの写真の枚数が増えるので容量の高い映像となり、長時間撮影するとメモリを圧迫します。
普段は24~30辺りに設定しておくのが良いです。
シャッターを理解する
シャッタースピードは、カメラのセンサーに光を当てる時間を決める要素です。
つまり、遅くすると光が弱いものも捉えることができますし、速くするとスポーツなど速く動く対象物もはっきり捉えることができます。
SS 1/50などの表示になり、その土地の電気の周波数の倍数に設定するのが基本となってます。
つまり、関東だと50の倍数にするというようなイメージです。
ちなみに動画では1/50以下にしないほうがよいとされています。
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ISOの使い方
ISOは光を受け取る能力のことで、50~51200まであります。
上げれば上げるほど暗闇でも明るく撮影ができますが、ノイズが出るというデメリットがありますので、バランスが重要です。
マニュアル撮影(Mモードの使い方)
F値を使いこなすとボケを活用して遠近感があったり、メリハリのある撮影ができます。
F/2.8 など数字が少ないとピントが合う範囲が狭くなり、F/22など数字が高いと全ての対象物にピントがあうようになります。
スマホの写真は大体全てにピントが合いますよね?
F値を理解してレンズを選ぶとワンランク上の撮影が出来るようになるということです。
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被写体の撮影・アングル
映画やドラマでもそうですが、被写体との距離や被写体にどれだけよるかで印象操作をすることができます。
例えば遠くから引いて景色がメインでその中に小さく被写体がいる場合は、どんな環境にいるのか、雰囲気を演出するのに向いています。
その後人であればちょうど等身大、膝から上、腰より上、胸より上、顔だけなど、撮影する箇所を限定してUPしていくことでより詳細な目線、表情、感情などが伝えやすくなります。
映像撮影の基本
通常はスタビライザー使用がお勧めされています。
ぶれなくなるのでそれだけで素人感がなくなります。
撮り方としては、被写体を後ろから、前から、横から撮ったり、回転、通過するなどテクニックがあり、それぞれ印象の持ち方が違います。
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表現方法
カメラワークで映像に意図的に意味を持たすことができます。
例えば、段々と対象物によることで何か起こることを予測させたり、その対象物に集中させることができます。
またカメラを引くと物語の終わりを予感させたり、横からのカメラワークでシーンを変えると別のシーンへ切り替えし易いなど特徴があります。
最後に
撮影のテクニックを話しましたが、一番大事なのは企画です。
どんなコンセプトの動画なのか、誰向けでどんなアクションを起こしたいのか、どう撮影したいのかなど最初に考えておくことで撮影方法が変わります。
一度文章化してまとめてから撮影に臨みましょう。
これらはMUPで学べることの一部です。