ジャカルタに来る方、ジャカルタに住む方、渋滞お疲れ様です!
ジャカルタの渋滞に飽き飽きしてる私ですが、まだまだ暫く付き合わないとならないと感じいているこの頃です。
しかし、渋滞で有名なジャカルタで先日大きな一歩が踏み出されました。
なんと、空港からジャカルタ中心部まで空港鉄道(Airport Train)が通ったのです!
ジャカルタで、新たな空港からの移動手段が出来たのです!
渋滞で悩んでるジャカルタ市民?として、これは試さないとならない!
ということで早速乗ってみました。
空港鉄道の所要時間
空港鉄道の内部
空港鉄道の性能
空港鉄道の乗り方
チケットの買い方
などを紹介しますね、ちなみに結構感動しました。
スポンサードサーチ
目次
そもそもジャカルタの渋滞事情
ジャカルタは世界有数の渋滞都市ですが、原因は交通インフラの未整備が一番の原因と言われています。
特にインドネシアは多くの自動車メーカーの生産工場が集結しているので、自動車が溢れやすい状況、しかし道路が増えないので車が溢れているというわけです。
そこで、今回のモノレールの様な交通インフラが出来ると通勤車が減り渋滞緩和が期待されるわけです。
ジャカルタ空港から空港鉄道で何分?
スポンサードサーチ
ジャカルタ空港から街に繋がる空港鉄道の所要時間は約50分、料金はRp70,000(約550円)です。
空港からの移動手段の一つが増えるのは非常にありがたい話です。
ダイヤは毎30分に一本といったところ。
出来たばかりにしては頑張ってる方かなと。
また、これから本数は次第に増えていくそうです。
ちなみに「どうせダイヤ通りじゃないんでしょ?」と期待してなかったんですが、時刻通りに出発、ほぼ予告通りに到着でした、どうしたインドネシア、やれば出来るじゃないか!
空港鉄道の乗り方
ジャカルタ市内行き空港鉄道に乗るには、まずはジャカルタ空港の各ターミナルから出ている、「Sky train」(スカイトレイン)に乗る必要があります。
税関を抜けて外に出る
ターミナル2の場合は大体Gate 2Dか2Eなので、建物の外に出て、道路を一本渡るとSkytrain(スカイトレイン)乗り場があります。
ターミナル2の場合、道を渡ると「sky train」と書かれた看板があるよ。
他ターミナルの場合もこの看板を探してみよう!
看板の方へ進むとこんな建物があるので2階へ進もう!
Skytrain(スカイトレイン)ホームまでは結構エレベータが長いな〜
まだ工事中なのはジャカルタ模様、ご愛嬌
Skytrain(スカイトレイン)のホームはこんな感じで結構綺麗。
本当にここはジャカルタか?という感じすらする。
ホームからジャカルタ空港の駐車場が綺麗に見えます。
ガルーダの銅像があったなんて5年以上いたけど始めて知ったわ。
ホームの内側も外側も工事中でてんやわんや
Skytrain (スカイトレイン)に乗る
Skytrain(スカイトレイン)がホームにやって来ました。
Stasiun kata Bandara駅で降ります
外から見ると駅はこんな感じで結構綺麗
空港鉄道の駅へ行く
Skytrain(スカイトレイン)を降りてエスカレータを降りるとSudirman行空港鉄道(Airport Train)と書かれた看板があるのでそちらに従って進む。
するとこんな感じの綺麗な場所へ行きつく
これが空港鉄道の駅です。
このすぐ左側に空港鉄道のチケット売り場があります
自動販売機でのみの販売ですが、お姉さんに頼めば助けてくれます。
チケット購入の前に注意(騙されるな!)
空港鉄道の発車予定が映し出されたモニターがチケットカウンター近くにこのようにあるのですが、多分時間が間違ってますので無視してください(笑)
正しい空港鉄道の発車時間は改札口の上部にありますので、そちらを参考にするようにしましょう。
空港鉄道チケットの買い方
tiketをクリック
buy ticket をクリック
regular ticketをクリック
降りる駅をクリック(多分みんなSudirman Baru)
乗りたい電車の時間を選ぶ
選んだら bookingボタンをクリック
自分の電話番号を入力
支払い(※クレジットかデビットカードでのみ)
空港鉄道チケットと領収書の2部発行されます。
空港鉄道に乗る前の注意(子ども)
空港鉄道には身長90㎝以上という制限があります。
空港鉄道に乗る前に休憩
電車は20~25分に一本出発で、タイミングが合わないと出発を待つこともざらです
そこで空港鉄道改札口前には無料の休憩ラウンジ(Waiting lounge)があります。
机も電源もあるのでここで軽く作業することもできて結構便利です。
スポンサードサーチ
空港鉄道に乗る
いよいよジャカルタ市内行の電車がホームに到着しました、改札を通るにはチケットのバーコードを読み込ませましょう。
このように2重ドアになっていて安全ですし、係員がいますので困ったことがあれば聞くことができますので便利です。
空港鉄道内はこのような雰囲気で、綺麗で静かです。
これは本当にジャカルタの乗物なのかと思ってしまうほどです。
電車の座席もこのように清潔でしっかりした作りで、座り心地もなかなかイケてます。
電車の座席がイケてるポイントをもう一点あげると、充電が可能なところ。
USBポートが2種類あるので、自分の都合の良い電流を選んで使いましょう。
(自分の使用している電子機器のアダプタのOutputの欄を見ましょう、そこに1Aや2.1Aなど書いてあります)
空港鉄道の乗り心地
大げさではなく、他のインドネシアの鉄道と比べると乗り心地はかなり良く、静かで揺れが少なかったです。
料金のせいか、電車内は人が少なく、人々のマナーもよくごみが散らかっていなかったので非常に感心しました。
スポンサードサーチ
空港鉄道からの景色
電車はジャカルタ市内に近づくにつれて川沿いなどのスラム内を通ります。
中々スラム内に入り込むことは少ない経験だと思いますので、電車内から眺めるだけでも興味ある方には面白いと思います。
新スディルマン駅に到着(Stasin Sudirman Baru)
空港鉄道の旅は約50分で、ほぼ時間通りでした。
ジャカルタにも”時間通り”という単語が当てはまることがあるとは驚きです。
所感
・電車内は想像以上に快適で、時間通りに動くのでかなり革新的。
・しかし空港鉄道終着駅からの移動手段に結局タクシーなどを使用するので結局二度手間。
・しかも駅周辺は渋滞してることが多いので、そこを抜けるのに時間が掛かりやはり二度手間。
まとめ
空港からの空港鉄道だけでは不十分、MRTやLRLと結束して複合的に活用しなけようれば車利用者は減らず渋滞緩和にはならない。
とはいえ、一見の価値ありなので時間に余裕があれば乗ってみるとよいですよ。t