実は友人がひったくりに合いました。
それはもう酷い目に遭いました、ええ。
皆さんにも気を付けて欲しいので、その友人を例に紹介します。
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目次
1. ジャカルタの治安の現状
まず正直言いますと、ジャカルタは多くの日本人が思うほど治安は悪くありません。
地球の歩き方や外務省からの危険度を見ると1人で出歩くなどかいてありますが、現実は1人で出歩いてもそんなに問題ないです。
場所にもよりますが、多くの日本人がいくような場所もしくは観光客などがいくような場所は比較的治安が良い方です。
少なくとも他の東南アジアの国に比べたら良い方でしょう。
私は以前フィリピンに住んでいたので日々街では気を張っていました。そしてその後インドネシアに来たので同じような気持ちで行こうとしたら、
めちゃくちゃゆるく、危ない雰囲気がない。
これには肩透かしをくらいました。
インドネシアは大抵どこへ行っても危ない雰囲気はありませんといっても過言ではありません。(スラムやパプア等は除く)
但し、ジャカルタには日本人が多く、軽犯罪の対象になっているので日本語で話しかけてくる輩は気をつけましょう。
みんな素敵な笑顔なのでついついフレンドリーに話してしまいますが、気を付けないと後で情報代をくれとか観光代だとかでお金を要求されることもあります。
ちなみに日本人女性は人気なので騙すよりも、ナンパが多いようです。
日本ではあまり声をかけられない女性たち(草食男子が増えていることも原因ですが)が急にたくさん声をかけられるのでついつい気が緩んでしまうようです。
その後お金を貸して欲しいなど頼まれ、情があるので払ってしまうことが多いようです。
結婚詐欺もありますので、女性は注意しましょう。
2. ひったくりは実際に身近に起きているのか
はっきりいうとこれくらいの軽犯罪は日常茶飯事です。さっきインドネシアは安全といったじゃないか?
と反論されそうですが、それは後ほどまとめます。
実は日本を含め世界中でひったくりくらいは日々起きています。 それは格差があるからです。
例えば月収1万円の人の前に10万円のiPhoneを持っている人がいたらどうおもいますか?
しかもあなたが無警戒、無防備だったら・・・?
そう、生きていくために効率よく生きるために荒稼ぎするのは理解できる行動です。
それがまず日本人にはあまりない感覚です。
ジャカルタでも僕の友人はiPadをバイクに引ったくられる際にしがみついて守ろうとして、50mほど引きづられて尚且つ持っていかれてしまいました。
盗られるわ怪我するわで踏んだりけったりでもうかける言葉がないくらい同情しました。
今回カバンを引ったくられた僕の友人は、カバンを死守しようとしてバイクに逆らったせいで指を骨折してしまいました。
3年住んでいるがこんなことは初めてとのことで嘆いていました。彼は基本的にインドネシアが好きなのですが、今回のことでちょっと嫌いになりそうだといってました。
そうなんですよね、海外で悪いことが起きるとそれがその国のイメージになっちゃうんですよ。
自分もバックパックしているときにマレーシアで酷い目にあわされて嫌いになりそうになった瞬間がありました。
(時が経った今となっては大好きですが)
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3. 日本国内との環境の違いを知る
日本は世界広しといえど本当に杞憂な平和な国です。
夜中にミニスカートの女の子が1人で歩いていて、尚且つ道路で寝てるなんて国は他では聞いたことはありません。
僕のイメージだと多くの外国人、特に白人は外を出歩く時はほぼ必ず男性と一緒に行動してます、夜間は特にですね。
そしてパーティーのときを除いて必要以上に露出の多い服を着ることもありませんし、そんな服を着ているときは必ず車を使い、しかも必ず複数人で行動してます。
対する日本は先ほどいったように、女子高生が1人で夜中に出歩いたり朝まで外で過ごすことが当たり前になってしまっています。
これは自由を通り越して無防備過ぎだと感じるわけです。
勿論全員ではありませんが、こういった常識を海外へ持ち出してしまうと痛い目にあう可能性が非常に高いです。
それで海外は怖いところだとか、あの国は危ない国だと決めるのは少々おかしく感じてしまいます。
ちなみにインドネシア人の多くはムスリムなのであまり露出の多い人はいないですが、華僑などはクリスチャンなので露出の多い服装をすることがあります。
ですがやはり必ず誰かと行動してます。
つまり日本人以外の多くの女性は常にリスク管理できているといえます。
また男性を含めて皆は、ひったくりがなど軽犯罪が起きる前提で行動していると思われるのでそこも当たり前に管理できていると感じます。
こういった人々の意識や、長年続いている習慣が違うと海外に出るとよく気づきます。
4. まとめ
怪我した方もわかっていると思うのですが、物を引ったくられたりするのは基本的に自業自得となります。
日本の常識でいうと、
「物を取る人が悪いに決まっている、なぜ自業自得など言われなければならないのか?」
などと反論してくる人もいるでしょう。
しかしながら、多くの国の低所得者はどうやって楽して稼ぐ、もしくはどうやって生活を凌ぐか常に考えています。
こういった方々が常に軽犯罪に走るという前提で行動していないと我々は被害を受けます。
そう、つまり自己責任なのです。
初めに言ったように、インドネシアは他の東南アジア諸国に比べると比較的安全です。
というのは、悪質な軽犯罪よりも突発的なひったくりなどが多く、注意していれば狙われないことが多いのです。
つまり各自が軽犯罪予防をしていればインドネシアはかなり快適に過ごせます。
慣れれば簡単で、そんなに意識しなくてもできます。
例えば通路側にカバンを持たないとかそういった注意の積み重ねです。
海外で過ごすと、物価が安い、気候が良い、食べ物が美味いなどその人にとってメリットがあると思いますが、同時にあるデメリットやリスクをいかに管理できるかで海外での生活を楽しめるかの分かれ目になると思います。
海外生活を楽しんでいる人はその辺りの管理が非常にうまい、というか当たり前のようにできています。
海外にこれから出る人も、そういった人たちの習慣を参考にして早く海外生活を楽しんでほしいと思います。