ジャカルタから工業団地まで安く行く方法はないのか?
結論、あります。
ジャカルタに一度でも来たことがある人は よくご存知だと思いますが、チカランは有名な工業エリアです。
そして、 ジャカルタで働いている 多くの人は 工業団地まで 仕事でチカランなどの工業団地まで移動します。
補足ですが、日系の工業団地が 集中しているエリアは チカラン またはカラワンというエリアです。
どのあたりかと言うと ジャカルタから 東へ 40km行くとあるのがチカラン、60kmほど行くとあるのがカラワンです。
なぜここに集中してるかと言うと 日系の自動車メーカーがチカラン、カラワンに集中していることが一番の理由です。
ということで 多くの日本人はチカランなどの工業団地までジャカルタから通うわけです。
それでは今回は、現在では多くの日本人家族が住む、チカランまでジャカルタから安く移動する方法を紹介します。
勿論、チカランからジャカルタの移動も可能ですので、興味ある方は読んでください。
ジャカルタから工業団地が多いチカランまで通う方法は大きく分けて 三つです。
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目次
レンタカー
仕事でチカランなどの工業団地に行く場合、多くの人はこの手段が多いでしょう。
コストは 突き当たり500万ルピア +運転手代+ 残業代 +ガソリン代で、恐らく多くの日系企業は1000万ルピア/月程だと思われます。
メリットは いつどんな時でも自由に使えるところ。
デメリットは 初期コストと運転手の固定費がかかるところ。
社用車
会社で車を買って運転手だけレンタルまたは運転手も雇用している場合も、レンタカーと似たようなコストがかかっています。
但し、インドネシアでは 車の中古買取価格が高いため、コストを考えると車を購入した方がランニングコストが安いです。
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タクシー
公共タクシー
好きな時に好きなだけ使えるのがメリットです。
デメリットはコストが高いというところです。
例えばジャカルタからチカランまでだと、片道25万から30万ルピアほどかかります。
個人タクシー
いわゆる配車アプリです、世界的にはUber、インドネシアではGojekやGrabikeが有名です。
メリットはタクシーに比べると安いことです、イメージはタクシーの50から60%位。
さらに言うと電子決済が使えるので現金が無くても乗れます。
そしてお釣りをもらう必要がないので、鬱陶しいチップ交渉が無いというのもメリットです。
チカランまでは16万〜20万ルピアといったところ。
デメリットは、 需要に応じて価格が変動することです。
つまり時間帯や天候によっては 価格が高くなる可能性もあるということです。
場合によっては1.5-2倍になることもあります。
バス
最近私がチカランに行く時によく利用している手段です 。
メリットはとにかく安いこと、リッポーチカランまで 2万ルピアです。
地元のバスと聞くと皆さん嫌なイメージを持つかもしれません。
つまり、狭い・暑い・うるさい・汚い・など。
しかし、このリッポーチカラン行バスは非常に快適です。
まず、エアコンがガンガン効いているので涼しいです。
席も日本のバスのような品質で綺麗(しかしLCCのように少し狭いのが難点)。
移動時間は平均で 1時間半〜 2時間と車の移動とほぼ変わりません。
デメリットは、たまに時間通りに出発しないことがあることと、隣に人が座った場合、快適でなくなることがあること。
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チカラン行バスにはどこから乗れるのか?
このバスはAOバスと呼ばれ、ジャカルタはBlok M squareの近くから出発して、チカランはリッポーチカランにあるcitywalkに到着します。
具体的なバスと乗り場の場所はこちら↓
https://goo.gl/maps/3EwTKdA7nKv
チカラン行バスの運賃
リッポーチカランまでは20,000ルピアで、ジャバべカまでは15,000ルピアです。
ジャバベカ行きのバスはリッポーチカラン行きのバスと会社が違います。
バスの品質はリッポーチカラン行より少し低いです、席間が広いので個人的に好きですが。
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チカラン行バスの時刻表
AOバス(リッポーチカラン行)の時刻表しかありませんが、ここに載せます。
おまけ
実はジャカルタからチカランなどの工業団地までLRTの工事をしています。
LRTが完成すれば恐らくチカラン行きの移動手段の中で、一番の安定した乗り物になるでしょう。
時間通りに到着するって日本では当たり前ですが、インドネシアではまだまだ少ないんです。
数少ない例では、ジャカルタのスカルノハッタ空港からジャカルタ市内までを繋ぐモノレールが驚くことに時間通りに出発し、時間通りに到着しています。
チカラン行きのLRTもそうなることを祈ります。
まとめ
チカランとジャカルタ間で一番安い移動手段はリッポーチカラン行バスで、意外と快適。
未来はきっとLRTがチカランに行く1番快適な移動手段。