Jakartaは観光地が少ないことで有名ですが、そんな中お勧めしたい場所を見つけてしまいました。
在住の方でも、旅行中の方でも気軽に行ける場所ですし、ジャカルタ市内にあるのですぐに行けるのがポイントです。
それは、
教会です!!
ちなみに自分はクリスチャンではありませんが、それでも非常に勉強になる場所ですし、めちゃくちゃ楽しめますので紹介します。
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目次
ハイテクな設備
教会に入るとまずその大規模なホールに驚きます。
ざっと計算して2,000人が入るくらいの広さに人がびっしり埋まっている、大人気のようだ。
センターに20メーター幅くらいのモニターがあり、両サイドにも大型液晶TVがある。
上には大型スピーカーがぶら下がっており、天井には40個くらい照明ライトがある。
これだけでまず度肝を抜かれる。
ウェルカムソング
開始時間のカウントダウンが終わると、いきなりバンド演奏が始まる。
勿論演奏するのは教会関係者で素人なんだろうが、相当な腕前。
ドラム、ベース、ギター、キーボ、コーラス、ボーカルで構成されており、教会らしい壮大な曲で幕開け。
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最先端の教会
演奏が終わるとすぐに牧師さんからのありがたいお話。
ちなみに基本的にインドネシア語話すが、なんと言葉が分からない人のために通訳機器を使える。
お話し中は英語で同時通訳された音声をこの機器から聞くことが出来るので非常に便利。
そしてお話しは身近な話を聖書の一節に絡めて話してみたり、自身が日常生活で悟ったことなどまあ牧師さんらしい無難なお話。
僕の周りに座っている人たちは携帯をいじってあんまりきいてないのかな~とちらっと携帯をのぞき込んでみると、驚きの内容が!
なんと聖書アプリみたいなものから今話している聖書の箇所を見て話を聞いているではないですか。
そして牧師の話で気に入ったポイントを携帯に打ち込んでいる(Samsung noteで書いている人もいたが。)
僕が教会に入った時に感じた違和感はこれだった、そう、誰も聖書を持っていないんです!
普通なら前の座席のポケットに入ってたりするんですが、ここではそれもない。
みんなアプリで持っているというこの事実!!
これが現代の教会なんですな、結構びっくりしました。
僕がアメリカの教会に行ったときは家から重い聖書をわざわざ持って行ってたのに、現代の進歩ってすごい。
そしてそれを取り入れる柔軟な宗教もすごい。
宗教って勝手なイメージですが旧態依然なイメージで昔の文化をいかに守るかみたいなものだと思ってたんですが、こんな形で進化しているんですなあ。
感動的な演奏
話が終わるとworshipに。
伝統的な讃美歌やクリスマスソングをRock風やフュージョン風にアレンジして演奏。
讃美歌なのにめちゃくちゃのりのり。
しかもバンドだけでなく、ダンサーがいたりするのでもはや一つのエンターテイメントになっている!!
バンド背後にある大画面に映し出されるアーティスティックな映像もまた印象的。
ギタリストはまるでマーティ・フリードマンのような風貌で恐らく本当はHR/HMやりたいんだろうなーと気になったけど、それは置いておいて。
ちなみに、全員で合唱するんだが、前のスクリーンに歌詞が出るので誰でも歌える。
しかも、基本的に2小節くらいの歌詞をループさせているだけなので曲を知らなくても、もしくは字が読めなくても誰でも歌える。
この辺が宗教ってうまく工夫されているなと関心。
演奏も後半に差しあがるとどんどん盛り上がって6人いるボーカル全員はもうノリノリダンスしながら熱唱!
コーラス隊も合わせた振付で盛り上げてくる!
この辺で大衆はもうメロメロで、手を挙げて曲に取り込まれている。
そしてこれでもかと照明もどんどん明るくなって舞台を盛り上げる!
いつの間にかクリスマスのマスコットキャラみたいなのも観客席で踊っている、なんだこれは!w
とにかく一体感がすごい、歌の力なのか、一つの絶対神の存在なのかあるいは両方か、宗教の力をまじまじと感じたのだった。
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所感
一言でいうと、”完成されたエンターテイメント”だったと言える!
大衆を裏切らない演出とそれに伴うメッセージ性。
誤解を恐れないでいうと、これだけでも毎週教会に通う理由になる。
皆さん、土日に時間があるならば一度は行ってみてはどうだろうか?
そこでの時間を楽しむもよし、本当にキリスト教に入るのもあり。
僕としてはこの”完成されたエンターテイメント”は中々見れるものではなく、「お勧めの場所」と言いたい。
emodrum