【コーヒービジネス】ビジネスに勧われた話/インドネシア

どうも、ジャカルタでたこ焼きのemoです。
ジャカルタに長くいると色んなことが経験できますが、その中の1つに”海外ビジネスを持ちかけられる”というのがあります。
僕の場合何回も声かけられているんですが、最近だとコーヒー豆の輸入があります。
経緯
元々この話を持ってきたインドネシア人とは本業で付き合いがありました。
簡単な日本語を話せて、ノリは軽いと、何とも1番怪しげに見えるやつです。
そんな怪しげなやつがコーヒー豆を日本に輸出する話を持ちかけてきたのです。
既にヨーロッパへ輸出しているから成功するはず!


というのが彼の言い分。
既にノウハウもあるからアドバイスもすると。
既にデータ収集も始めており、コーヒー農場ツアーも必要であればすると。
英語はまぁまぁ出来るしやりとりにも自信があると。
彼の故郷はフローレス島。
そこのコーヒーを日本へ輸出したいと。
そこの村の豆は2015年にインドネシアno.1になっているし、売りやすいだろうと考えたようですが、日本向けにチャネルがないとのことで、日本人で知り合いの僕に話をふってきたという流れです。


一応乗っかってみた
僕は半信半疑ですが、取り敢えず面白そうなので軽く乗っかってみることにしました。
何しろ彼は本業もあるけどこのビジネスで既に起業もしている。
まず価格や販売条件を聞き、同時に日本への輸出で必要な検査や書類を調べて揃えるようにお願いしました。
しかし、案の定ですがレスポンスがめちゃくちゃ悪い…。
単純な質問に答えるのにも1週間、輸出書類など難しそうな話をする前の段階でこれです。
いつもの陽気で軽快なおしゃべりみたいにテンポ良く返信してくれよとまじで思います。
結局、豆の価格を知ることもなく、向こうがフェードアウトしました。
乗っかってみてわかったこと
・真剣かどうかは真剣な質問をすればすぐにわかる。
・反応が遅い人とはパートナーに絶対なれない
・何事もチャレンジすることは大事
彼らはちょっとしたノリで話を持ちかけてきてあわよくば簡単に金儲けしたいとか、下手するとお金を盗み取るようなことを考えているかもしれません。
輸入に関してアドバイス出来るとか、成功するとか結構気合入ったコメントはありましたがね。
そういったことを予防するには、とにかく真剣な質問をすること。
その質問に対して如何に的確に、迅速に応えられるかどうかでどれだけ向こうがこのビジネスを考えているかもわかります。
いくら口で成功するとかアドバイスするとか言われても全く信憑性がないわけです。
データ収集してると言われた時はちょっと心が動きましたが、質問を山ほどしたのが今思えばキーポイントだったなぁと。
起業したというのも今思えば眉唾ものかな。
英語ができるから便利かと思ったけど、中身が伴わないとね。
周りで海外ビジネス話を持ちかけられた時の参考にして下さい。
emodrum

投稿者: emodrum

インドネシアはジャカルタで新規事業立上中、元たこ焼屋。 海外就職、現地採用、海外生活、海外ビジネス、ノマドの欲しがる情報 など紹介。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。