【華僑・インドネシア】華僑オーナーと仁義なき戦い/ 家賃交渉

ども! ジャカルタでプチ起業中のemoです。
賃貸している飲食スペース保有、強欲オーナーとの戦い話。
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1.契約状況



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※イメージ
今僕が借りているスペースはモールの中にあるんですが、契約主はモールではなく
そのスペースを所有している華僑オーナーです。
詳しくは以前のブログを見て頂ければと思いますが、契約はA4の紙3枚くらいで
交わしてます。
内容は割と一般的で、支払い方法、期日、やってはいけないことなど。
それを僕は友人に頼んで一緒に契約してもらいました。
一人だったらきついっすね、僕のインドネシア語レベルだと。
ちなみにオーナーはインドネシア華僑で恐らく50歳くらいの初老入った風貌の方。
しかし流石自分でビジネスしているだけあって、かなり気が強く、押しも強い。
僕がこのスペース借りたいといった際に、こっちにもいい物件があるぞ?
住むアパートは要らないか? などかなり色々なセールスを受けました。

僕「いや、そんなにたくさん経営できないので無理です」
オーナー「そうか、じゃあアパートは今住んでるところより安くするからすぐ引っ越せ」
僕「いや、簡単に引っ越せないのでちょっと・すぐには・・」
オーナー「じゃあこの物件は・・・?」
僕「いや、あの、もう早く契約しましょう・・ 」
という不毛なやりとりを3回くらいしてぐったりしました。
てか、どんだけ金持ちなんだよ、この人・・・  って感じでしたがねw
ちなみにインドネシアの華僑は世界でもNO.1の人口のようで、その数1千万人とも言われている。
1千万というとインドネシアの人口の4%、多くないように聞こえるがギリシャやポルトガルの人口と一緒だ。
如何にインドネシアへの移民が多いか分かる。
そしてインドネシアの財閥系は殆ど華僑系で構成されており、影響力も計り知れない。

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目次

2.とにかく経営に首を突っ込みたがる



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以前ピザ屋をやっていた時など、生地は薄い生地も用意しろとか、
味のバリエーション増やせだの、更には日本のお菓子であるどら焼きとかも
売れとか、寿司を売れとか、とにかくいうことがその時の思い付きで支離滅裂なんですが、
売上を伸ばす手伝いをしてくれているのかなと思い、
「あ、この人きついこというけど、いい人じゃん」
と思うようになりました。
そう、最初の3か月は・・・!

3.とにかく家賃を上げる口実を探している


僕は当初IH式のヒーターを1台使ってたんですが、途中からもう一台増やした時に
それに気づいたオーナーが、
「これを増やしたら電気代が増えるから家賃8%Upね」
と言ってきました。
ただでさえ高い家賃にも関わらず、8%UPされたらたまったものではなかったので、
なんとかしなければという危機感が働きました。
しかし、何と言おうか。
まともにいっても取り合ってくれないだろうし、立場はこっちが弱いしな・・・
とそこで思いついたのは、トコトン弱いやつになろう、でした。
対等な立場と思いたいですが、この手のタイプは押せば押すほど強く返してくるので
北風と太陽作戦を思いつきました。
僕「実は、売り上げが本当に少ないから、これ以上家賃が上がると払えなくなっちゃいます」
オーナー「またまたー、これくらい払えるっしょー」
僕「いやー、本当きついっす。僕らみたいな新人はこれくらいの家賃が精いっぱいで、
これ以上上がると撤退するしかないです・・・。」
オーナー「むむむ、まあ少し様子をみてやるか」
的な感じで問題を先送りにした形にしました。利益が出てきたら家賃を上げてもいいよ
的な言い方で、否定するわけではなく、問題の先送りによってとりあえずその場を
やり過ごしました。
後は一度テナントに穴が空くと、それまで家賃が一切入らなくなってくるので
オーナーにとってそれも避けたいはずという公算はありました。
しかし、顔を合わせるたびに
「最近の売上はどうだ?」
と聞いてくるのに対して「いやー全然だめっす」と若干嘘を浮かなければならない
のも面倒くさいのですが、儲かってるとでもいったらすぐに家賃を上げてくるのが
目に見えてるので、いつも答えは一緒にしてます。
そう、彼女は僕の売上の心配をしてくれていましたが、結局家賃を上げる理由を作ろうとしていただけなんですよ、恐らく。
親切なようで実は打算的、流石ですな。

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まとめ

華僑オーナーはやはりアグレッシブ!!

僕の戦いはまだ続く・・・!

 

投稿者: emodrum

インドネシアはジャカルタで新規事業立上中、元たこ焼屋。 海外就職、現地採用、海外生活、海外ビジネス、ノマドの欲しがる情報 など紹介。

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