インドネシアに来たことある人で、2m越えの着ぐるみを見たことないですか?
これです↓
インドネシアの街に大量に出現した様子をみるとまさに無垢の巨人のようです。
この巨人をみて、あれって何なの?ってきっとインドネシアに来た人は誰もが思った思います。
インドネシアでよく見る巨大着ぐるみの正体
インドネシアでよく見る巨大着ぐるみの役目
インドネシアでよく見る巨大着ぐるみの作り方
この辺りを紹介したいと思います。
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目次
巨大着ぐるみの正体
無垢の巨人改め巨大着ぐるみの正体はOndel-Ondel(オンデル・オンデル)といいます。
ジャカルタがBetawi(ブラウィ)と呼ばれていた自体から民族舞踊として紹介されてきた巨大着ぐるみです。
通常男性と女性の巨大着ぐるみセットで使用されます。
勿論巨人ではなくて、中には人が入ってます(大体が子ども)
巨大着ぐるみの役目
巨大着ぐるみはインドネシアのフェスティバルを盛り上げるために通常ペアセットで呼ばれますが、インドネシア独立以前は魔よけの目的で使用されていました。
最近ではストリートチルドレンたちがお金を集める目的で人形とインドネシアの伝統音楽をセットで行っている光景の方がよく目にすることでしょう。
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巨大着ぐるみの作り方
まず巨大着ぐるみを作る前に特別な儀式が開かれます。
巨大着ぐるみを作る人は御香、7種類のココナッツの花、御粥を備えてから巨大着ぐるみが問題なく作れるように祈ります。
巨大着ぐるみの顔は木材をベースに作られています。
巨大着ぐるみの頭部にはココナッツで作られた飾りを付けます。
巨大着ぐるみの身体にはカラフルな髪を張っていきますが、顔の色は決まっていて男性の着ぐるみは赤色、女性の着ぐるみは白く塗られます。
胴体部分は竹でできており、軽量化されているようです。
とはいえ、あの巨大着ぐるみを着て一日中歩き回るのは相当大変だと思いますよ。
あの巨大着ぐるみを着ているインドネシア人の子どもたちは体力あるよ。
巨大着ぐるみの驚きの歴史
巨大着ぐるみならぬオンデル・オンデルですが、実はインドネシアがオランダの植民地だった時代には路上パフォーマンスの対価としてアヘンを求めていたそうです。
時代的には1600年代の話ですが、驚きですね。
ただ、その後アヘンが禁止された後はアヘンの代わりにたばこを求めるようになったとか。
流石喫煙天国インドネシア(笑)
この辺りの時代にすでにたばこはインドネシア全土の民衆に広まっていたんでしょうね。
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まとめ
インドネシアの無垢の巨人ならぬ巨大着ぐるみ、オンデル・オンデルについて紹介しました。
インドネシアに来たらあの巨大着ぐるみがなんなのか気になったと思いますが、実はそれなりの歴史があったのです。参考に!