インドネシアの物価は近年急上昇しています！
それは経済成長しているという理由もありますが、インドネシアルピアの通貨安の影響であらゆる物資のコストが上がっている、インドネシア国民によるデモの影響で賃金が急激に、異常に上がっていることなども原因です。
そんなことから、20年くらい前にインドネシアに住んでいた方からすると今のインドネシアの物価を知るととてもたまげるようです。
そういったインドネシア国内の環境変化が激しいこともあり、インドネシアに旅行で来る予定の方、仕事でインドネシア駐在する方などの為に、インドネシアの現在の物価をご紹介したいと思います。
目次
インドネシア国民一人当たりのGDP
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インドネシアのGDPはルピアベースでは右肩上がりなのですが、USドルベースで見ると2011年以降下降気味です。
理由はその頃に無加工鉱石の輸出制限が始まり、勢いに乗っていた資源関連、建設機械関連の業績が急降下したことが主な原因です。
それに伴い貿易収支が悪化して、インドネシアルピアの価値が絶対的に下落したことにより、USベースのGDPは下落しているというわけです。
それでもそろそろインドネシア国民一人当たりのGDPは$4,000に達する見込みです。
インドネシアの物価推移（CPI)
加工しているようにみえますけど、平均で4%くらいでは成長しているんですよ。
経済成長率にもいえますが、リーマンショックを1年で乗り越えた国としてもインドネシアは有名で、リーマン以降も物価は上昇基調です。
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インドネシア人の初任給
インドネシアでは正社員の最低賃金は地域や業種によって異なるんですが、高くて3万5千円くらいで、安いと2万円くらいです。
但し正社員ではないバイト、もしくはインドネシアの地元企業の正社員は必ずしもこの最低賃金をもらっていません。
その辺の法整備はまだまだ甘く、外資系以外で働く人達は会社によっては悲惨な待遇となっています。
（それでも就業人口が多いので求職者が多く買い手市場となっている）
日常品の物価
GDPだけでいうと近隣のタイなどよりも経済規模が大きいのに、コンビニで買い物、ちょっとした屋台で買い物をしてみるとインドネシアよりタイの方が安く感じます。
それくらいインドネシアは提供されるサービスの質に対して割高に感じます、特にジャカルタは異常です。
それでもものによって安く感じるもの、高く感じるものありますので適当なアイテムを下に挙げます。
日常品
水500ml：約30円～
牛乳１L：約200円～
鶏肉もも肉：45円/100g～
トマト：10円～
たまねぎ：約50円/個～
インスタントラーメン：18円/個～
パーム油：120円/L～
マヨネーズ：280円/kg～
小麦粉：100円/kg～
アタック（洗剤）：200円/kg～
ビール：140円/350ml～
コーラ：45円/500ml～
たばこ：130円～
外食
ハンバーガー：120円～
吉野家の牛丼並：350円～
スターバックスのブラックコーヒー：200円/Tall～
一風堂のラーメン：600円～
牛角ランチ：700円～
ミズドのドーナツ：70円～
公共交通機関
タクシー初乗り：58円～
大型バス：30円～
小型バス：30円～
バイクタクシー：48円～
洋服
ざっくりですが、ユニクロなどは日本の2倍くらいします。
でも拘りなければTシャツなどは300円程度で買えます。
ブランド品も多いのですが、基本的に日本の1.5倍～2倍くらいのイメージなのでお勧めはしません。
但しラルフローレンなど工場がインドネシアにあるブランドもあるので、そういったブランドは価格が安いのでお勧めです。
→どうやらインドネシアのPoloは「Polo」の商標権だけ持っている企業で、アメリカのラルフローレンとは関係ない様です！だからPoloとは書いてあっても ralph laurenとは書いてないようです、失礼しました。
マッサージ
1,000円/h～が多いです。
全身マッサージもあればふっとマッサージもありますが、女性に人気なのは高級スパです。
バリ島などから取り寄せたマッサージオイルはリラックス効果抜群です。
それらは2,500円/h～くらいします。
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まとめ
インドネシアの物価が少しはイメージできたでしょうか？
物価が年々上がっているとはいえ、物によっては、または場所によってはまだまだ安く気軽にサービスを受けれるところが残っています。
ジャカルタでもバリでももしお越しになる場合はこれらの物価表を参考にしてもらえれば
と思います。
emodrum
