海外駐在者が国民健康保険に無料で一時加入する良い方法

海外在住者の方、日本に一時帰国時に

「一時的に国民健康保険に加入できないか?」

と思っていませんか?

多くの海外駐在の方は住民票を抜いて海外に出ているので、国民健康保険に加入していないはずです。

日本に一時帰国している間って、病気になる確率もあってちょっと怖いですよね?

または、安心できる日本の病院で定期健康診断を受けたい、人間ドックを受けたいと思っても結構高額ですよね・・・?

そしてその医療費、当たり前ですが、国民健康保険がないから全額負担なんですよね・・

まあでもしょうがない・・・と諦めている方、、大丈夫です。

一時帰国時に国民健康保険に一時的に加入できる良い方法があります。

気になりますか?

気になりますよね?(無理やり 笑)

海外駐在の方は特に健康問題を気にしていると思いますので、一時的に国民健康保険に加入する良い方法を紹介します。

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目次

国民健康保険の復習

国民健康保険は日本の社会保障制度の1つで、国民健康保険に加入している被保険者が病気やケガ、出産、死亡したときに必要な医療費が保険料から払われるという制度です。

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国民健康保険って誰が利用できる?

基本的に国民は皆国民健康保険に加入しなくてはならないとなっています。
但し、国内に住所があればです

外国籍の方は1年以上住むことが確定した場合です。

一時帰国時に国民健康保険に加入できる?

答えはYesです。

規定では住民票があれば一時的であれ国民健康保険に加入できる、むしろ基本的に加入しなくてはならないのです。

住民票を一時的に入れることはできるのか?

答えはYesです。

役所の担当者によっては海外在住者が国民健康保険に一時加入することについて嫌がるのですが、一時的といわなければ担当者は何も気づきませんし、一時的加入だと気づいたとしても法律に違反しているわけではないので止めることはできません。

なので、海外駐在者の方は日本に戻ったら、転入届を出し、(一時的)国民健康保険の再加入手続きを淡々とすればよいのです。

国民健康保険加入のメリット

一時的であろうと、国民健康保険に加入すると、今まで海外駐在者が10割負担していた療費が3割負担になります。

また、市町村によっては健康診断が無料になったり、子どもの医療費が無料になったり、中学生以下の子どもがいる場合は児童手当がもらえるようになります。

更に、もし親などの扶養に入ればその親は扶養控除を受けれるようになります。

まあ1~2週間の一時滞在だとしたら医療費の3割負担、健康診断辺りがメインメリットとなるでしょう。

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国民健康保険加入のデメリット

学校の義務発生

まず、子どもがいる場合は子供の学校入学が義務になります。

一時的でも国民健康保険に加入しておきながら子どもが学校に通っていないと役所から指が入ることがあります。

住民税の義務発生

また、(一時的に)国民健康保険に加入=住民票があるということですので、住民税の支払い義務が生じます。

但し、住民税の仕組みはややユニークで、1月1日に住んでいた場合支払い義務が生じるで、年末年始を超えて住民票を入れなければ支払い義務は発生しません。

年金の義務発生

住民税同様、住民票があるということは一時的でも年金の支払い義務が発生します。

但し、もし国内で収入がない場合は支払いが免除されますので、その場合報告すればOKです。

国民健康保険料の支払い義務発生

当たり前ですが、国民健康保険に加入すれば一時的に支払い義務が生じます。

しかしながら、国民健康保険の仕組みもユニークで、「月末をまたがなければ支払い義務は生じない」のです。

つまり、

(例)
12月1日に転入する
12月30日までに転出すればOK

そう、国民健康保険料を支払わなくてもよいのです!

これが12月31日以降に転出した場合は支払い義務が生じるということです。

なので駐在者が一時的に国民健康保険に加入するときは、なるべく月の頭に加入し、月末をまたがないように転出届を出し、国民健康保険を止めれば無料だということです。

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まあ色々メリット・デメリットがありますが、加入や転出やらとにかく役所で申請を何度もしないといけないのでそれなりに面倒だし時間かかります

それでもメリットがあると思った方は一時的に国民健康保険に加入すればよいと思います

 

まとめ

・一時的でも国民健康保険加入には日本国内の住民票が必要

・一時的でも国民健康保険に加入すれば自治体によって健康診断が無料となったり児童手当がもらえる。

・一時的でも国民健康保険に加入すると様々なデメリットが生じるが、回避することは可能、その代わり手間がかかる。

海外駐在者にとって、日本へ一時帰国している間の健康は気になる問題です。

特に2週間以上滞在する人にとってはかなり心配の種です。

今まで国民健康保険加入を諦めていた方は、これを参考に一時的に、コスト負担無で加入してみてください

投稿者: emodrum

インドネシアはジャカルタで新規事業立上中、元たこ焼屋。 海外就職、現地採用、海外生活、海外ビジネス、ノマドの欲しがる情報 など紹介。

「海外駐在者が国民健康保険に無料で一時加入する良い方法」への5件のフィードバック

  1. こんにちは。私は日本で暮らす日本人なのですが、逆に日本人が海外の公的保険を無料で利用する方法ってないのかな、と思っております。ヨーロッパなどの国では病院無料のところってありますよね。例えば治療目的にその国に滞在し、無料で健康保険を利用出来れば良いのにと思います。それが無理ならアメリカのように保険料高い国でも、日本で受けられないような高度な医療を必要な時にだけ一時的に保険に加入して受ければ、保険料払ってもさらに大きな恩恵受けられますよね。海外の保険制度はあまり詳しくないのですが、病気のときだけ保険に加入出来れば良いのに、とは思います。日本では無理なので海外はどうかな、と思いました。無知ですみません。

    1. なかなか都合の良い話はないと思いますが、キューバでは医療費が無料と聞いたことがあります(今でもそうかは分かりません・・・)
      そのような方針の国を探せば望みどおりに治療できるかもしれませんね、勿論渡航費などはかかりますが。

  2. 娘がドイツに住所があり(滞在25年)、日本に自分名義の口座があります。海外送金をしようと思うと2018年からマイナンバーの申請が義務付けられたいます。マイナンバーの取得が難しく、ただ、国民年金をを払い続けています。
    国民年金から、マイナンバー所得の方法はありませんか・

    1. マイナンバーの一番簡単な取得方法は住民票取得です(そこにナンバーが書いてある)
      ですので家族の方が代理申請の委任状を持って請求すれば良いと思います。
      もしくはコロナの影響でといえば、更に申請が緩いかもしれません

    2. もしくはWestern Unionを使えば送金が簡単かと思います、そちらも検討してはいかがでしょうか?

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