今回は言語学習について紹介したいと思います。
自分は英語、インドネシア語、日本語が一応話せますが、インドネシア語を学習していて気づいた面白いことがあったのでシェアしたいと思います。
目次
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他言語を学習する意味
以前のブログで英語を学習するとどんなメリットがあるのか紹介しましたが、簡単におさらいします。もし詳しくみたい方は前回のブログをご覧ください。
英語を習得すると
①選べる職業の幅がぐんと広がる
②働ける国が広がる
③人脈が広がる
④情報ソースが広がる
これは勿論英語が全世界の約3分の1の人が話すようなメジャーの言葉だからですが、もしあなたが特定の国で働くのであればメジャーではない言葉を習得するのも意味が出て来ます。
また、それが新興国の言葉であればこれから需要が伸びるので尚更意味があります。
というのは、現地語ができると
①従業員とのコミュニケーションがスムーズになり、業務が楽になる。
②客先とのコミュニケーションがスムーズになり、お互い助かる。
③今まで知り得なかった現地の情報がわかってくる。
④これらを活用して仕事をしていると他社に引き抜かれたりする
⑤言葉ができることで友人が増えて現地での生活が楽しくなってくる
など現地ならではのメリットがあります。
英語が+現地語はかなり重宝されると思っておけば良いと思います。
英語の学習を頑張ったことがある自分
さて、自分ごとですが、それなりに英語がに熱中した時期があります。
フィリピン留学の時と、こちらで働き始めた時です。
特にインドネシアに来た初年度はスピーキングを中心に勉強しました。
なぜなら、当時周辺国のサプライヤーとやりとりしなくてはいけなかったのですが、普段インドネシア語に慣れすぎて英語での会話がスムースにできなかったからです。
これは仕事をに影響があるしまずいということで、まず話すことに慣れようという事で発音練習、瞬発力を上げるために瞬間英作文、楽しく勉強するためにNHKの英会話動画をみたりといわゆる基礎学習を続けました。
結果半年で少しはスムーズになりました。
しかし、いかんせん普段毎日つかわないと中々体にしみつかなかく、気をぬくとすぐにまた元に戻ったりしちゃいましたがね。
ただ、この時の学習できたり後に思わぬプラスが生まれるとは、この当時は思ってもいなかったです。
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効果的にインドネシア語学習が出来た理由
まず僕はインドネシア語検定C級を持っています。C級は街にある看板の意味が大体わかるくらいのレベルだと言われています。
ただ、自分は結構な確率でもっと上のレベルいけそうとか、10年近く住んでるかと思ったと言われることが多いです。
もっというと、同じC級をもっている友人、しかも僕よりも合格点が大分上だった人とインドネシア人で一緒に会話していると僕の方が上手だと言われることが多い。
間違いなくその人の方が語彙は多くて頭もいいと思います。
なぜこうなるのか?
を客観的に考えてみて以下のようなことが考えられました。
①発音
②リズム
③単語
④ノリ
①発音:これが最も大きな理由だと思いますが、僕はインドネシア語の発音が結構なうまいらしいです。
おそらく多くの日本人と比較してという意味だとは思います。
なぜなら多くの日本人はLとRを使い分けることができなかったりするからです。
また、インドネシア語特有のuとeの使い分けもできていない人がとても多いです。
僕はこの辺の意識をしっかりしているので、少なくとも多くの日本人よりは発音が良いと思われます。
テストでは発音がテストはありませんので、例えばテストで高得点を取っていたとしても、会話が上手とは限らないわけです。
これはToeicでも言えることです。
そして、僕がインドネシア語のこういった発音に気をつけて学習できたのは英語学習で発音の練習をしっかりしたことがあったからです。
発音記号をみて、舌の動きを図解で見て、正しい発音を聴いて練習します。
これによって少なくともゆっくりだったら割と正しい英語の発音ができるようになりました。
これをインドネシア語に応用できたことがまず効率的だったなと思うわけです。
②リズム:僕は人の言い方のモノマネをするのが好きなのですが、それを外国語に適用するだけで学習になります。
現地の人の話し方、魔の取り方、相槌の打ち方など総て真似して会話するだけでなんとも上達したようになるものなんです。
最初は自信なさげに話すんですが、実際に一度でも会話で使用すると誰もそれに反応しない場合、
「あ、これでいいんだ」
となり、次回から自信を持って話せるようになるわけです。
これは英語でもインドネシア語でも共通です。
③単語:これは現地の人がよく使う単語を使うということです。
教科書でたくさん使われている言葉が現地人同士ではほぼ使われないということは結構あります。理由は教科書を作った人が昔の人すぎるとか、外国人向けにめちゃくちゃ丁寧すぎる言葉をチョイスしているとかがあります。
ちなみにスラングを使うと受ける時を調子に乗ってると思われる時があるので実際に友達に「これってこうやって使ったら変?」と聞くのが一番確実です。
僕はジャカルタで弁で俺という意味のgueを試しに使ったことがあるんですが、速攻でやめとけと言われましたw 少なくともかなりの熟練した方でないと外国人には違和感を感じるらしいです。
僕は以前友人のアメリカ人に、外国人には滅多なことではFwordは使わない方がいいという話をされたことがあったのでなんとなくそれはわかっていました。
しかし飲み会とかで使うとフレーズを覚えておくと受けやすいという知識はあったので、そこを意識してインドネシア語も学習しました。
④ノリ:現地の方は日本人がわからないタイミングで笑ったり盛り上がったりすることがありますので、そのツボを押さえて一緒に盛り上がることができるとベターです。
実はこれは英語では結構難しかったんですが、インドネシアでは割とツボを押さえられました。知識だけあったので割と早くツボを見つけることができたのかなと思います。
まとめ
色々ポイントがあるのですが、僕が英語を本気で学習したことがあったからインドネシア語の学習はよりスムーズにだったということがまずあります。
つまり、言語もスキルも積み重ねる、もしくは組み合わせることでより効率よく学習でき、より早く能力として活用できるということが言いたいわけです。
僕がもし英語学習全くできない状態だったらインドネシア語の習得に今よりも時間がかかっていたであろうことは間違いありません。
一度学習したことは応用ができる、そして身に着けたことは不思議なことにさらに強化されるということです。
こうして結ばれるはずのなかった知識を併せて覚えることで新しい発見があったり、もしくは効率的に学習できたりすることがありますので、どんなことでも早く始めた方がいい、その代り始める時は本気でがっつりと。