海外就職してみたい時に読むべき体験談/フィリピン留学編

フィリピン留学を勧める理由


フィリピン留学 生活

前回までは自分が海外で起業する話をざっくり書いていますのでスモールビジネス、海外企業、週末起業、飲食関係に興味のある人はよかったら読んでみてください。

さて、今回は海外就職について書こうかと思います。

・海外就職って選ばれた人しか出来ないでしょ?

・なんだか海外って怖い・・・

・日本大好きだから出ていく必要ないし~

・日本は先進国だし、日本で働くのが一番価値あるよ~

・興味湧かな~い

というのが多くの人の意見の様な気がします。

自分の学生時代の友人も大体こんな感じの意見です。

僕の周囲では海外就職した人が多くいて、それも年々増加しているので海外就職自体は少しづつ世間に認知されているとは思うんですが、やっぱり少数派なんですよね。

多くの人はきっと上記に上げた様なことを思っているし、もっというと全く考えたことすらないという人が大半だと思います。

でも、それは知らないからなんだと思います、海外就職のメリットを。

ここからは僕が海外就職した経緯を、メリットとともに紹介したいと思いますので
興味のある方のみご覧ください。

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海外就職のきっかけ



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まず、私は大学卒業と同時にバンドを組みました。

そう、バンドで食っていくことを夢見てました。

4人メンバーで他の3人は東京・神奈川在住、自分は静岡ということもあり練習の時には僕が東京に行くのは必然の流れでした。

週に1回21-24時下北沢のスタジオで練習して、月に1回平日にライブという活動内容でした。

いやー、静岡から電車で東京までいき21時から練習、そしてメンバーの誰かの家に泊めてもらうかマンガ喫茶に泊まっていたんですが、思えばよくやっていたなと思います。

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翌日は仕事ですから始発で帰ってそのまま出社ということもざらでした。

そんな環境でも続けられたのは、バンドが楽しかったからだと思います。

週に1回メンバーに会えるのがめちゃくちゃ楽しみでしたが、他のメンバーは会おうと思えばすぐ会える距離に住んでいたので、自分一人だけウキウキしていた
だろうなと思います。

そして3年が経った時、会社を辞めてバンドを続けるか、バンドを辞めるかという選択を迫られます。

というのはバンドの人気がいまいちでず、気合を入れていくには会社員やってる場合じゃないだろうというリーダーの意見でした。

結果私はバンドを辞めました。

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それから僕は失った目標を埋めるように仕事に熱中することになります。
それから1年経ったとき管理職に就きます。

同時に今まで音楽ばかりやってきて世間知らずだった自分はここで初めて
経済について本気で勉強を始めます。

すると学べば学ぶほど今まで自分はどれだけ無知だったか思い知らされます。
新しい職場環境と勉強を続けること1年、私は退職を決意します。

大きな理由は、これから日本の経済を考えると、今の自分のスキル・キャリアだと
生き残れないのではないか、少なくとも大きく稼ぐことは出来ないだろうと思ったからです。

それもそのはず、今まで音楽ばかりやってきた自分にはスキルや資格、仕事に活用できる経験というものは一切なかったのですから。

労働人口が減っている以上、近い未来日本には移民が増える、その際英語は絶対に必須になる、そこだけは確信していた自分はフィリピン留学へ行くことになるのでした。

フィリピン留学で見た東南アジアの熱



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退職して翌月にはフィリピンのバギオという街に自分はいました。

首都のマニラからはバスで7時間半だったと思います、ヴィクトリーライナー(だったかな?)という冷房が効きすぎて死にそうになるバスで移動するのですが、途中あまりにも車内が寒すぎて白人が運転手にブチ切れてましたが、

「ドウショウモデキナイヨ!」

とドライバーに逆切れされて泣く泣く寒さに震えながら座席で震えている姿をよく覚えています。

僕が滞在したのは日本人が経営している英会話学校で、生徒は100人くらいだったと思います。

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日本人が5割、4割韓国人、1割中国人といった比率の中寮生活してました。

料金は10万円/月くらいでしたが、部屋によって価格が違うんですね、

1人部屋が一番高くて、僕がいたような3人部屋が一番安い。

人生で初めて外国人との共同生活でした。

僕の部屋は中国人と韓国人と僕で、会話は日本語で行われるという謎の部屋でした。

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2人とも日本語を習っており、英語より日本語の方が得意ということで
ここに英語を習いに来ていたようです。

中国人の彼は日本で就職して、海外要員になることを目指しており、その一環で
英語を磨きたいとのこと。

但し韓国人の彼は、親に言われて無理やり送られたようで全くやる気なし(笑)
授業もサボってよく寝てましたw 

でもすごいいいやつで、いつも人が寝ていると静かに移動したりして気を遣えるやつでした。

そんな仲間と共に勉強です。

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まず初日はレベルを計る為にテストと面談をします。

その結果でクラスが決まるのです。僕はというと5段階で下から2番目とまあまあ予想通りのポジションでした。ペーパーテストはそれなりにできたのですが、Speakingが全くだめ、そりゃいままの生活で一切使用してなかったから当たり前なんです。

が、まがいなりにも中学から学んできているのにこの程度かと当時はがっくりしました。

授業は2種類あります。

マンツーマンとグループレッスンです。

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マンツーマンは1.5㎡くらいの部屋にフィリピン人の先生と二人きりで話します。
基本的にはテキストの内容に沿って進めます。

たまにめちゃくちゃかわいい先生と二人きりだとそれはもうテンションが上がって
下手な英語でとにかくその先生を笑わせることに力を入れてました。

相手が可愛いと言語が伸びるというのは全くその通りで、どうにか話をしたいので
勉強しますしなんでも話そうとするんですよね。

なので英語の練習は異性とするのは効率良いと思います。今英語を勉強している方は是非異性の話し相手を見つけてください。

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グループでは自分が話す時間が少ないのがデメリットですが、周りの友人達の
レベルが分かるのがメリットです。いつもちゃらちゃらしている友人が急に
流暢な英語で発言したりすると自分にかなり刺激になるんですよ。

自分のペースで進まないのでなんとか付いて行かないとと追い込まれます。

僕はグループレッスンが全体の2割くらいだったと思いますが、丁度良かったと思います。

マンツーマンがInputならグループはOutputというイメージです。

週末はレッスンが休みなので学校の外にお出かけできます。

そこで初めてフィリピンの街へ出ることになるんですが、最初に思ったのは

 

モールでけぇ(笑)



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僕が言ったのはSMモールという所なんですが、とにかくでかい。

そしてみんなめちゃくちゃ買うし喰う。価格も日本人からしたらまだ安く感じますがフィリピン人の所得からしたら安くはないはず。でもレストランとか満席なんですよ。

1食400円くらいするのにですよ。(当時のフィリピン人の最低賃金は1万5千円/月くらいだったと思います)

これ全員が富裕層かというと恰好とかみるとそうではなさそうですし、考えられるのは

貯金をしない人種

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ってこと。これを決定づけたのが先生とのやり取りでの話。

フィリピンでの銀行口座開設に興味があった自分は先生に

俺「先生の持ってる銀行の金利って何%?」

先生「え、銀行口座なんてもってないよ」

俺「え!?じゃあ給料とかどうすんの?公共料金の支払いとか」

先生「全部現金とかATM払いだよ」

俺「えーー!?面倒くさ!!」

他の先生に聞いても口座をもってるのは数人だけでしたね。

つまり貯金する場所すらないわけです(笑)

これが僕の最初の東南アジアショックでした。

ちなみに食事はというと特徴的で、みんな甘いものと辛い物、油っぽい物食べ過ぎて体型がぽっちゃりなんですよね。大人も子供もみんなぽっちゃりでなんかかわいいw

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でも糖尿病が流行りすぎて、病院で一番多い課が糖尿課というのだから笑えない。

海外に出るとこういった食生活の違いに気付き、これを楽しめるか、それとも拒否するかで全く楽しさが変わらると思うんですよね。

日本人は他の人種との交流体験が少ないからこういうのを結構拒否しちゃう方が
多いんですけど、健康に害がない程度に楽しめるくらいの余裕を持ってほしいなーといつも思います。

そしてこの日、スーパーやレストランを見ていて思ったのは、

効率悪!!(笑)

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ってこと。

レストランだと1個飲み物を持ってきて後でまた1個持ってくるとか無駄な動きが多いし、スーパーでもとりあえず商品陳列したけど大量に賞味期限過ぎちゃうとかそういったことがとにかくたくさんあって、あれ、これってビジネスチャンスなんじゃん?

って思い始めたのもこの頃。

そう、東南アジアッてなんかおもしろそうっ!っと思い始めたのでした。

投稿者: emodrum

インドネシアはジャカルタで新規事業立上中、元たこ焼屋。 海外就職、現地採用、海外生活、海外ビジネス、ノマドの欲しがる情報 など紹介。

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